12年やった芸人を辞め、株式会社フラワーズロマンスを経営していく人のブログ。

バンカラという梅田にある生バンドカラオケのお店で店長をしながら、「株式会社フラワーズロマンス」と言う会社を作りました。元芸人でフラワーズオブロマンスというコンビで活動していました。司会業、結婚式二次会プロデュース業、エンターテイナー派遣業、結婚相談所ホワイトブーケの運営も

世の中の大切な事は理解が難しい、けど芸人はその橋渡しができる。

 


最近は

 

 

 

起業家の講演会

 

 

 

企業の新卒者採用の為の会社説明会

 

 

 

無痛分娩の権威のお医者さまの公開講座

 

 

 

などのMC兼モデレーターをさせて頂きました。

 

 

 

そこで感じる事は、

 

 

 

「世の中の大切な事は理解が難しい。」

 

 

 

という事。

 


 

医療の事も事業の事も政治も税金も。

 

 

 

絶対にしっかり理解した方がいいのに「とっても難しい。」

 

 

 

専門職の方とそれ以外の一般の方の知識量の差が激しいから。

 

 

 

専門職の方の言葉はちんぷんかんぷんになってハードルを高く感じてしまう。

 

 

 

だから理解できないまま諦めてしまったりする。

 

 

 

めちゃくちゃもったいないなーと思う。

 

 

 

だからこそオリラジのあっちゃんのように噛み砕いてどちらの側にも立つ能力のある人に需要がある。

 

 

 

芸人は「伝える事に特化してる。」

 

 

 

舞台に出て、お客様を見て「伝え方」を変える訓練をしてきたから。

 

 

 

例えば舞台に出て一般的な客層の舞台(20-40代の方)であればいいけど、たまに高齢者ばかりだったり、お子様ばかりだったり、酔っ払った方ばかりだったりする。

 

 

 

そんな時にいつものスピード、いつもの言葉では伝わらない。

 

 

 

舞台に出てお客様を見て、咄嗟にそれらを変える。

 

 

 

ただ変えるだけでなく、少し喋ってみて、お客様の理解度を察知して、さらに変える。

 

 

 

うなづくスピードや目線や笑い方などを判断材料にしてどれだけ理解しているかを分析する。

 

 

 

そして理解度がついてきてないようなら、スピードを緩めたり、声を大きくしたり、言葉のチョイスを変える。

 

 

 

お爺さんお婆さんに「インスタ」なんて言っても伝わらない。

 

 

 

なら「インスタ」を使わずに済むネタにしたり、補足して理解できるまで前に進まない。

 

 

 

そんな訓練を何千回、何万回と繰り返してきてる。

 

 

 

だからそんな事が「アドリブ」でできるまで染み付いてる。

 

 

 

そしてあっちゃんや僕にはわりと難しい事も理解できるくらいの知識量がある。

 

 

 

僕は経営者だし、経営にまつわる横文字や専門的な知識が出てきてもほぼほぼついていける。

 

 

 

だから登壇者が専門的な言葉を使ってもそれを理解して、受け手のお客様がそれを理解しているかとっさに判断する。

 

 

 

理解していなさそうなら「通訳」のように分かりやすい言葉に変えて説明する。

 

 

 

だから話し手と受け手の「橋渡し」になれる。

 

 

 

そこに僕は「芸人というスキル」の価値を感じる。

 

 

 

世の中の大切な事をより多くの人に「橋渡し」できるのではないか?と思う。

 

 

 

政治も医療も税金も「国民」に必須の知識だと思う。

 

 

 

僕を始め「芸人」にはそれを可能にする力がある。

 

 

 

例えば政治家になって政治をエンタメ化し、政治に興味ない層に興味を持たせる事もできる。

 

 

 

最近はそんな事を思う。