「私にはできない。」と思い込んでた嫁が、一歳半の赤ちゃんを育てながらフリーランスでデザインの仕事を始めた。
育児で時間も余裕もない。
うちには一歳半の子供がいます。
育児経験者ならわかると思いますが、赤ちゃんを育てるというのはめっちゃくちゃ大変です。
特に一人目だったので育児の要領がわからず、輪をかけて大変です。
嫁は、夜は僕が仕事でいないので、夜泣きする赤ちゃんを面倒見て寝不足だし、昼は、動き回るようになって、なんでも口に入れたり、危ない事をする赤ちゃんから目を離せません。
自分の時間などほぼ皆無です。
それでもうちの嫁は、SNS やメルカリ、EC サイトでデザインを受注し、仕事をし、平均月収5万円ほど稼いでいます。
けれどうちの嫁も一年前は、フリーランスで仕事をできるなんて全く考えていませんでした。
けれどあるきっかけでフリーランスで仕事し始めるようになります。
これ仕事にしたらいいのに。
僕たちの結婚式は貧乏芸人とその嫁の結婚式だったのでもちろん質素で、うちの嫁は経費を削減する為に、メニュー表とプロフィール表を自作しました。(服飾関係の専門学校に行っていたので、簡単なデザインが出来る。)
僕はそれを見て、「ネット上でオンラインショップを開いて受注して、仕事にしたら?」と提案しました。
BASEを使えばオンラインショップなんて5分で開設できるし、僕たちのようにプロのクオリティじゃなくても経費を抑えたメニュー表などの需要はあると思いました。
けれどその頃の嫁は、「私のクオリティじゃお金取れないよ。」とか「育児で時間ないよ。」と言って出来ない理由をあげて実行しませんでした。
簡単に仕事にしたら?という僕にイラだってさえいました。
「私にできるわけない。」という強い思い込みが働いていました。
行動し、思い込みをすこしずつ変えていく。
けれど お金を稼ぐ=社会とつながりを持つという感覚が欲しかったんだと思います。
しばらくして嫁は方法を僕に聞いて少しずつ、仕事を始めるようになります。
ドキドキしながらネットに案件を出して、初めて受注した時の嫁はとても楽しそうで子供のようでしたw
少しずつ仕事を受けるようになり、どんどん仕事が楽しくなっていってるようでした。
仕事が楽しいから、どうやって効率的に時間を作るか考え、家事のやり方を改善し、赤ちゃんが寝てる間に作業する時間を作るようになりました。
今ではinstagrmのアカウントを設置して、今までデザインしたものをポートフォリオとしてあげ、そこから受注するようにもなりました。
フリスクケースのシール、知り合いの居酒屋のメニュー、名刺のデザインなどバンバン仕事しています。
僕よりもSNS の使い方や、受注の仕方が上手くなって今では逆に教えてもらってます。
やらない人は理由をつけてやらない。
今や誰でもスキルさえあれば、フリーランスで仕事ができる時代です。
決してうちの嫁がすごいわけじゃないと思う。
嫁以外にも僕の周りで、ビジネスにしたらいいのに。と思いこうしたら?と提案したりします。
けれどやらない人は何かしら理由をつけてやりません。
やってできなかったらできなかったというデータが手に入るだけなのに、挑戦さえしません。
時間がないっていうけど、赤ちゃん育ててる主婦より時間ないわけない。
私のクオリティじゃお金にならないっていうけど、クオリティなんてやり始めてから上がっていく。
できないという思い込みにとらわれないように、僕も嫁のようにいろんな事に挑戦していこうと思います。