エンタメ産業に出来る事。
たくさんのアルバイト、仕事をして来たけど、好きな仕事はなぜかエンタメ産業が多い。
目の前の人が感情が変わる瞬間が楽しいし、人が笑顔になった時が気持ちいいからだと思う。
けれどエンタメ産業には弱みがある。
震災や災害だ。
「芸人」も「生バンドカラオケ」も震災の時には基本的には必要ない。
怪我をした人を癒す事も、家を失った人の家を直す事も、お腹が空いた人の空腹を満たす事も出来ないからだ。
だからこういう状況の時に自分の存在意義について改めて考える。
特にお客さんが来ない時に「自分は存在意義がないんではないか」と自分を疑う事がある。
ここ2、3日少し落ち込んでいた。
そんな中ワールドカップで日本がコロンビアに勝利し、日本中が湧いた。
勝利が決まった瞬間、テレビの前で知らない人同士が抱き合って喜び、 SNS上でも多くの人が「元気をもらえた!」と呟いていた。
サッカーも本質的には、生活に必要ないものだと思う。
けれど多くの人を元気づけ、生きる活力を与えた。
エンタメや、スポーツは生きるのに必要ないけど、エネルギーをくれる。
今日もバンカラにお客さんが戻り始め、みんな満面の笑みで歌っていた。
凄惨なニュースや、悲しい現実が溢れかえっている現状だからこそ、非現実な空間を提供し、現実を一瞬でも忘れさせる。
そして一つでも多くの笑顔を作る。
それが今できる唯一の事なのかもしれない。
という好感度を上げるブログでしたw