12年やった芸人を辞め、株式会社フラワーズロマンスを経営していく人のブログ。

バンカラという梅田にある生バンドカラオケのお店で店長をしながら、「株式会社フラワーズロマンス」と言う会社を作りました。元芸人でフラワーズオブロマンスというコンビで活動していました。司会業、結婚式二次会プロデュース業、エンターテイナー派遣業、結婚相談所ホワイトブーケの運営も

「人件費を抑えたい。」と「時給を上げて欲しい。」という相反する二つの願望

雇う側と働く側では、真逆の事を思う事がある。

 

働く側からの

 

「時給を上げて欲しい。」と

 

雇う側からの


「人件費を抑えたい。」だ。

 

二つの願望はまったく逆だ。

 

僕は今「人件費を抑えたい。」という立場にいる。

 

けれど僕は芸人時代ずっとアルバイトしていたのでアルバイト歴が長かった僕は「時給を上げて欲しい。」という気持ちもすごく分かるのだ。

 

もちろんパーッと上げてあげる事ができればいいのだけれど店の状況上そうも行かない。

 

人件費を抑えようとする行為は、僕にはとてもストレスだった。

 

この事に関してどう考えればいいか考えてて、こないだ考え方に気づいた。

 

会社を「船」、スタッフを「船員」と捉えればいいんだと気づいた。 

 

船員は、「食べ物や飲み物をたくさん食べたい」という。

 

けれど「船」には限られた食料と水しか積んでおらず、規定の航路を達成するには、「船員」の食事を計画的に配分し、管理しなければならない。

 

ばかすか食料を、望むだけ食べさせてしまっては「船」には食料がなくなり、結果「船員」は餓死する。

 

そして「船」は沈む。

 

「船員」の餓死を防ぐためにも、

 

そして「船」として規定の航路を達成する為にも

 

時として「船員」に我慢を強いる事が必要なのだ。

 

理想は「船員」がある程度お腹いっぱいで、「船」が目的地に着くまで食料に蓄えがある状況を狙う。

 

そう考えたら少し楽になった。

 

経営者の方々考え方を聞かせてください。