一代で社長になるのはほとんどヤンキー。
たくさんの経営者を見てきたけれど、一代で社長になるのはほとんどヤンキーだなと思います。
僕なりにいくつか理由を分析しました。
ヤンキーは誰かの言う事を聞くのが嫌。
単純です。命令される事、指示される事が嫌い。
全て自分の意思決定で行いたい。
これはヤンキーではないですが、僕にも共通する点です。
人間は実は「〇〇したい。」という欲求よりも、「〇〇はしたくない！」という欲求の方がはるかに強い欲求のような気がします。
自分は何がしたいか分からない人と悩む人は
「これだけはしたくない！」
とかから考えたらいいと思います。
やりたくない事を消去法で消していき、残る事をしたらいい。
ヤンキーは力を誇示したい。
ヤンキーは力を誇示したい生き物だと思います。
ヤンキーはヒエラルキーの上にいたいからです。
学生まではケンカの強さで力を誇示できます。
ケンカの強さで権力を勝ち獲れる。
ケンカが強い事を誇示できたらヒエラルキーの上にいれます。
けれど大人になるとそれは通用しません。
大人になるとケンカすると捕まっちゃうし、ケンカの強さにそんなに価値がないからです。
大人になると、この世は基本的に資本主義ゲームなので、お金を持っている人がヒエラルキーの上にいれます。
資本主義ゲームの中では、ケンカの強さは意味がありません。
資本主義ゲームになると、「ケンカの強さ」＝「お金をどれだけ稼ぐか？」になります。
お金を持っている人は、人に派手に奢ったり、いい車に乗ったり、いい時計をつけたり、死ぬほど高いシャンパンを飲みます。
それは「経済力を誇示」できるからです。
ヤンキー体質の人は、価値基準を「お金をどれだけ稼げるか？」に切り替え努力します。
ヤンキーはごちゃごちゃ考えない。
ヤンキーの人はあんまりごちゃごちゃ考えない人が多いように思います。
「とりあえずやってみて失敗したらまた考えよう。」
と考えて行動する事を優先します。
つまりはトライアンドエラーの精神です。
普通の人は
「これやったら失敗するかも。」
とか
「このリスクはどうすればなくなるのか？」
と考えて行動しません。
この世にゼロリスクなんて存在しないのに。
リスクを考えて行動せずに終わってしまいます。
僕も、リスクを恐れて行動しないタイプでしたが、トライアンドエラーの合理性を経験によって知ったので行動優先タイプになってきました。
ヤンキー体力めっちゃある。
こないだオーナーと話していて、
「体力は知性を上回る。」
という話を聞きました。
たしかにそんなに賢くは思えない人が、賢い人より成功していたりします。
体力は生産性を生み、タフな人は人を惹きつけます。
ヤンキーは体力めっちゃあるので、結果的に能力がすごく高いのです。
まとめ
ヤンキーを小馬鹿にした記事にみえるかもあしれませんが、僕はヤンキーが大好きです。
クローズ、鬼爆、特攻の拓なんか擦り切れるくらい読んでいます。
学生時代に戻れるなら、街一番の不良になりたい。
親が泣くギリギリまで暴れたい。
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