「いつかハゲるであろう僕へ。」
拝啓、中道正彦様いかがお過ごしでしょうか?
社業に家庭にお忙しく頑張られていると思います。
最近は一段と冷えてまいりましたので、風邪などひかぬようお身体ご自愛ください。
さて本題ですが、私からの問題提起とご提案でございます。
最近3歳の娘が嫁のiPhoneを用いて、写真を撮るのにハマっておられると思います。
娘が撮った写真を見ていると、「お母さんが洗い物をしている背中」だとか、「妹「音」の笑顔」だとか、なぜ撮ったか大人には理解できない「ソファーの手すりだけの写真」であるとか、非常に興味深く、娘の好奇心や親への愛情が伺えます。
子供ならではの視点で、大人では気付き得ない斬新な写真の数々にハッとさせられたり、その成長に感動させられています。
しかし私が最もハッとさせられたのは何を隠そう「私の後頭部のドアップ」の写真でした。
そこに映っているのは、「若干薄毛になりつつある35歳の男の後頭部」でした。
そうです。
3歳の娘に薄毛を気づかれ、いじられているのです。
薄々薄毛になっていってるのは気づいておりましたが、まさか娘にいじられるレベルとは。
余談ですが、上の文章で「薄々薄毛」と出てきましたが、何か語感的に「前前前世」みたいになってるなーというのはお忘れください。
さて話を戻させて頂きます。
娘は写真を撮る際、嬉々ときた表情で撮影を行います。
若干薄くなりつつある父親の頭頂部を写真におさめながら彼女は何を思ったのでしょうか?
恐らく娘の心中はこんな感じでしょう。
「こいつちょっと後頭部薄なってるきてるやん。」
「なんかいつもナルシストぶってブログの写真とかカッコつけてるクセにハゲてきてるやん。」
「どんどん増えゆく私らの髪の毛と反比例してもうてるやん。」
「私らの髪の毛とこいつの髪の毛の総量は一定になるようにバランスとってるんちゃうん。」
「それ何の意味があるねん。」
「5年くらい前から、「福山雅治がやってるから。」という理由でシャンプーを使わずにお湯だけで洗う「湯シャン」してるらしいけど裏目に出てもうてるやん。」
「お前が福山雅治と同じ行動すな。」
「ほんでいい歳こいて茶髪に染めんな。」
「カラーリング剤使う前にシャンプー使え。」
「髪の色薄くしてもええけど、髪の量は薄くすな。」
「薄いのは、家庭での存在感だけにせぇ。」
「去年イキってパーマかけとったからや。」
「パーマかける前に育毛剤かけろ。」
「関係ないけど毎日口にチューしてくな。娘へのチューの相場はほっぺやろ。」
「あと関係ないけどクッピーラムネ(おやつ)の量増やせ。」
少し考えるだけで、私の意地悪な性格の遺伝子を受け継いだ娘の、私に対する罵詈雑言を想像するのは難しくありません。
髪が薄くなって行くのは、抗えないものです。
ですがみっともないハゲになるのだけはご勘弁願いたい。
ここからは私からのご提案でございます。
頭皮面積から計測して毛量が1/2になった場合、スキンヘッドにして頂きたいのです。
私の人生の中で、たくさんの「ハゲと抗いし者」を見て参りました。
薄くなった髪の毛をバーコードにして頭皮面積を隠す者。
カツラを被る者。
極力帽子を被る者。
たくさんのハゲを隠す方法はあると思います、そしてその手段を選んだ方を非難する気持ちなど一切ございません。
ただ私がそういった方に思うのはただ一つ。
「イジりにくい。」
「イジりにくいハゲ」は、裏でイジられるのです。
私はその姿をたくさん見てきました。
どうせなら明るく堂々とハゲて、表でイジられて欲しいのです。
むしろコンプレックスである「ハゲ」をイジられツールとして使い、コミュニケーションの手段として欲しいのです。
私からの心よりのお願いでございます。
そしてこれはこの手紙を読んだ読者様へのお願いでございます。
なんか毛生え薬とかの情報ください。
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