12年やった芸人を辞め、株式会社フラワーズロマンスを経営していく人のブログ。

バンカラという梅田にある生バンドカラオケのお店で店長をしながら、「株式会社フラワーズロマンス」と言う会社を作りました。元芸人でフラワーズオブロマンスというコンビで活動していました。司会業、結婚式二次会プロデュース業、エンターテイナー派遣業、結婚相談所ホワイトブーケの運営も

日本の漫画が、なぜ「優秀な遺伝子を持った先天的なヒーローが主人公」で描かれているのか、考えて見ました。

ワンピースにがっかりした。

 

ワンピースが好きでとても熱中していました。(キャラクターの中ではロブルッチが一番好き。)

 

けれどある時期からあんまり好きではなくなりました。

 

それはルフィーがDの一族であった事を知った時。

 

「なんだ。お前も優秀な遺伝子を持った先天的なヒーローかよ。」

 

と冷めちゃいました。

 

ふつーーうの少年が努力してヒーローになる漫画であって欲しかった。

 

日本の漫画はほとんどが「優秀な遺伝子を持った先天的なヒーロー」が主人公で描かれているそうです。

 

ドラゴンボール、ナルト、幽遊白書etc

 

 キングダムは奴隷がヒーローになるから好き。

 

多分「優秀な遺伝子を持った先天的なヒーローが主人公で描かれている」方がヒットしやすい国民性なんだと思います。

 

 

なぜ「優秀な遺伝子を持った先天的なヒーローが主人公で描かれている」方がヒットしやすいのか?

 

その背景にはヒーローにはなりたいけど、ヒーローになる事を諦めたい。という心理がある気がします。

 

みんなヒーローになりたい。

 

けど自分がヒーローになるには圧倒的な努力挑戦が必要。

 

その努力はしんどい。

 

そして挑戦して失敗してヒーローになれなかった自分を認識するのが嫌。

 

だからその努力や挑戦をしないでいい理由を、

 

「あいつは優秀な遺伝子を持った先天的なヒーローなんだ。俺とは違う。」

 

で納得している気がする。

 

よく何かで成功を収めた人間を、

 

「あいつは家が金持ちだから。」

 

とか

 

「あいつには才能があったんだよ。」

 

という先天的な部分を理由にして、自分が努力しないでいいように納得している人が多いと思います。

 

もっと後天的な努力でヒーローになる漫画が流行って、後天的な努力でのし上がろうとする人が増えればいいなぁ。

 

そして後天的努力が報われる世界であればいいなぁ。と

 

先天的なヒーローでない「僕」は思います。