誰だってコミュニケーション能力は鍛えられる。③
昨日の続きです。↓
芸人になった。
NSCというよしもとの養成所の27期に入りました。
芸人になってみたもののやっぱり根暗でした。
当然ですwそんな簡単に変われません。
当時かまいたちの濱家さんは僕をみてあまりの暗さに、何かしらの施設で育った少年だと思ったらしいですw
人前で話すのなんて死ぬほど苦手だったけれど、自分の考えた事(ネタ)を表現したい気持ちは人一倍ありました。
NSCでは「ネタ見せ」という生徒と講師の前で、ネタを見せる授業があります。
僕は勇気を振り絞って、震える足を抑えながらネタを見せていたのを覚えています。
何度も声が小さいと怒られながら、ネタを見せていました。
そして初めてのお客さんの前での舞台。
何度も逃げ出そうとしたのを覚えています。
あと少しだけちびったw
終わった後も精神的な疲労感からずっと体育すわりでふさぎ込んでいました。
人はどんなものにも少しずつ慣れていく。
そんなコミュ障の僕でも少しずつ人前で話す事に慣れていきます。
少しずつ舞台を楽しめるようになり、お客さんと対話できるようになり、実生活でもコミュ障ではなくなります。
人と話すのが好きにさえなりました。
目的があり、それに対して必要な行為だと認識し、行動していけば人は少しずつ変化していく。
僕にとって「人前でネタをしたい」という目的があり、
その為には「人前で話せるようになる事」が必須だと認識したので、
それに向かって少しずつ行動した結果、
人前で話せるようになった。という感覚でした。
キリンが高いところの葉っぱを食べたいから、背伸びしてたらいつのまにか首伸びてた。って感じ。
だからコミュニケーション能力が低い人は、それを高める事が必須だとまだ認識していないんだと思います。
まずは明確な必要性を作る事が大事。
誰かとコミュニケーションを取らなければならない状況を先に作ってしまう。
堀江さんがオススメするヒッチハイクなんて本当にいいと思います。
ヒッチハイクで移動しないと、目的地にたどり着けないように、お金を持たずに、遠方にいる友達と会う約束をする。そんなのいいかも。
セルフマインドコントロール
それと強くこうなりたいという自分を思い浮かべる事が大切だと思います。
人前で堂々と喋って笑いをとる漫才師の先輩に強く憧れ、そうなれる姿をイメージしたからこそそうなれた。
セルフマインドコントロールが大切なんだと思います。
そんな言葉あるかどうかも知らないけど。w
まず無茶でもいいから、そうなれると思い込んでみる事から始めましょう。